ノンフレーム工法

斜面の樹木などの植生がもつ斜面安定効果を活かしつつ、補強材と地山の相互作用によって、自然斜面全体の安定性を高める工法で、補強材、グラウト、支圧板、頭部連結材(ワイヤロープ)などによって構成されます。補強材(ロックボルト)による地山の補強効果、支圧板による土壌の押さえ込み効果、頭部連結材(ワイヤー)による引き留め効果などにより複合的に斜面の安定を向上させます。また、法切や樹木伐採を行わずに施工するので、従来の景観や環境を保全でき、CO2削減や生物多様性保全にも貢献します。